固定資産税はいくらかかる？初年度の注意点と節税のコツ【2025年最新版】

マイホームを購入すると、毎年必ずかかるのが「固定資産税」。

購入前はローンや光熱費ばかり意識していて、後からこの税金の金額を見て驚く人も少なくありません。

この記事では、新築一戸建て・マンション購入者向けに、初年度の固定資産税の仕組み・金額の目安・軽減措置・注意点をわかりやすく解説します。

🏠 固定資産税とは？

固定資産税とは、土地や建物などの所有者が毎年支払う税金のことです。

自治体（市町村）が、1月1日時点の所有者に対して課税します。

固定資産税は、次の計算式で求められます：

固定資産税額 = 課税標準額 × 1.4%

→ 合計でおおよそ年間18〜20万円前後が目安です。

専有部分の面積によりますが、建物部分の評価額は低くなる傾向があり、年間10〜15万円程度が一般的です。

住宅を購入しても、その年の固定資産税は前の所有者が支払います。実際に自分が支払うのは翌年の5〜6月頃に届く納税通知書からです。

新築購入時には「不動産取得税」という別の税金もかかります。これは一度きりの税金で、固定資産税とは別物です。

初年度は建物の評価額がまだ低く抑えられていることが多く、2年目に少し上がるケースがあります。

新築住宅には、一定の条件を満たすと「固定資産税の軽減措置」が受けられます。

※申請は不要ですが、条件を満たすかどうかは自治体が自動判定します。

5〜6月に自治体から届く納税通知書には、以下の情報が記載されています：

支払い方法は、

自治体によってはクレジットカード払いにも対応しています。

固定資産税は「毎年同じ」ではない点に注意が必要です。

固定資産税は住宅を維持する上で避けられないコストですが、制度を知っておくだけで大きく差が出ます。

忘れずにスケジュールをチェックし、上手に家計管理していきましょう。