新しい家の鍵を受け取ったあとも、やることは意外とたくさん。
住所変更や公共料金の手続き、保険や保証の登録など、 「引っ越して終わり」ではなく「ここからが本番」です。
この記事では、新築一戸建てを購入した人が引っ越し後にやるべきことを、 重要度順+チェックリスト形式で紹介します。
🗂️ 1. 行政・公的手続き
① 住民票の移動
引っ越しから14日以内に、市区町村役場で手続き。
家族全員分の住民票を移しておきましょう。
- 必要なもの:本人確認書類、印鑑
- マイナンバーカードがあると手続きがスムーズ
② マイナンバー・印鑑登録の住所変更
住民票移動と同時に更新されます。
印鑑登録証明書を使う予定がある人は、再登録も忘れずに。
③ 自動車の登録住所変更
自家用車を持っている場合は、陸運局または軽自動車検査協会で変更。
車庫証明も新住所で取り直します。
💡 2. 電気・ガス・水道の使用開始
引っ越し前に「使用開始申請」を済ませておくと安心です。
入居日にメーターが動くようにしておきましょう。
- 電気:スマートメーターで即日切り替え可
- ガス:立ち会いが必要(開栓時)
- 水道:オンライン申請可能な自治体が増加中
契約会社を見直すことで、年間1〜2万円節約できるケースもあります。
🌐 3. インターネット・固定電話
光回線を使うなら、開通まで1〜2週間かかる場合が多いです。
Wi-Fiなし生活を避けるためにも、早めの予約がおすすめ。
人気回線:
- NURO光
- ドコモ光
- auひかり
回線工事が間に合わない場合は、ホームルーター(SoftBank Airなど)を一時利用すると便利です。
📬 4. 郵便・宅配の転送設定
郵便局の「転居届」を出すと、1年間、旧住所宛の郵便物を新住所へ転送してくれます。
- Web手続き可能(e転居)
- 各通販サイト(Amazon・楽天など)でも住所変更を忘れずに
🏦 5. 各種住所変更(一覧)
| 分類 | 手続き先 |
|---|---|
| 銀行・クレジットカード | 各金融機関のWebサイト |
| 保険(生命・火災・自動車) | 契約会社または代理店 |
| 携帯電話 | キャリアのマイページ |
| 勤務先・学校 | 総務・事務窓口 |
| 通販サイト・会員サービス | マイページから変更 |
後回しにすると書類が届かなくなるため、 「郵便 → 金融 → 保険 → ネットサービス」の順で片付けるのが効率的です。
🧰 6. 保証・メンテナンス関連
- 住宅保証書・図面の保管
- 火災保険の付帯確認(地震保険など)
- ハウスメーカーの定期点検スケジュール確認
特に10年保証(住宅瑕疵保険)の内容は要チェック。
保証範囲外の補修を自己負担しないように注意です。
🪴 7. 近隣との関係づくり
最初の印象は大事。 引っ越し当日または週末に、簡単なご挨拶+粗品を渡すのがベターです。
- 500〜1,000円程度のタオル・洗剤・お菓子が定番
- 「新しく引っ越してきました○○です」とひとこと添えるだけで十分
🏡 8. 新生活スタートチェック
- 防犯カメラ・カーテン・照明の設置
- ゴミ出しルールの確認
- 自治体の防災マップを確認
特に防犯面は、最初の1週間が最も空き巣リスクが高いといわれています。
照明・センサーライト・鍵交換を早めに済ませましょう。
📋 チェックリストまとめ
- [ ] 住民票の移動
- [ ] 電気・ガス・水道の使用開始
- [ ] インターネット開通手続き
- [ ] 郵便転送設定
- [ ] 保険・銀行・カード住所変更
- [ ] 火災保険内容の確認
- [ ] ご近所への挨拶
🏁 まとめ:引っ越し後の手続きは“1週間以内”が理想
住所変更関係は早めに片付けるほど後がラク。
一度整理すれば、今後の更新や手続きもスムーズになります。
「住まいを整えること」は、新しい暮らしをスタートさせる最初の投資です。

