新築に住み始めてしばらくすると、「ここ掃除しづらいな…」とか「この間取りは正解だったな」と感じること、ありますよね。
この記事では、実際に住んでみて分かった掃除しやすい間取りの工夫と、ちょっと後悔したポイントをまとめました。
🧹 掃除がラクだと感じる間取りの共通点
- ロボット掃除機が止まらず走れるフラットな床
- モノを出しっぱなしにしなくていい収納動線
- 汚れが目立たない素材や照明の配置
設計段階では気づかなかったけれど、暮らし始めてから実感する快適さがあります。
🏡 「これは正解だった!」と思えた工夫
① 段差ゼロのフラット設計
ロボット掃除機がストレスなく動けるのは本当に便利。
小さな敷居でも埃が溜まるので、段差レスは掃除のしやすさに直結します。
② コンセント付きの掃除機収納
階段下や廊下収納の中にコンセントをつけて正解でした。
コードレス掃除機をそのまま充電でき、出し入れの手間がゼロ。
③ 水まわりを1か所にまとめた
キッチン・洗面所・お風呂を近くに集約したことで、 水掃除が1回で済み、動線も短くてラク。
🧽 「こうすればよかった」と感じた後悔ポイント
- 吹き抜けのホコリ取りが大変(脚立必須)
- 窓が多すぎてサッシ掃除が地味に重労働
- 玄関土間を広くしすぎて毎回掃き掃除
見た目の開放感やデザイン性を重視しすぎると、 掃除・維持の手間があとから効いてきます。
🧺 掃除がラクな素材と設備
| 場所 | おすすめ素材・設備 | 理由 |
|---|---|---|
| 床 | フロアタイル(ノンワックス) | 水拭きOKでキズに強い |
| キッチン壁 | キッチンパネル | 油汚れをサッと拭ける |
| 洗面所 | 防水クロス | カビに強く、汚れが落ちやすい |
| トイレ | フチなし便器 | ブラシいらずで掃除が短時間 |
🪞 実際に暮らして実感した「小さな工夫」
- 窓サッシは少なく、掃き出し窓よりも腰窓中心に
- 玄関に手洗い場を設置 → 帰宅後の汚れ対策に◎
- お風呂の鏡をやめて掃除の負担を減らした
「掃除が面倒な場所をそもそも作らない」発想が、 後悔しない家づくりのコツかもしれません。
🏁 まとめ:掃除がラク=暮らしの満足度が高い
- 段差レス+シンプル動線で埃が溜まりにくい
- 掃除機・ロボット掃除機の収納位置が重要
- 「見た目より手入れのしやすさ」を優先して正解
家事の手間を減らすことは、心の余裕を増やすこと。
掃除がラクな家は、住む人をやさしく支えてくれます。

